第95巻 第6号(2012年11月)
【論 説】
劉欣寧 秦漢時代の戸籍と個別人身支配―本籍地に関する考察―
野口優 竇融期の河西統治制度と対外政策
大河内勇介戦国期の徳政と地域社会―「在地徳政」史料の再検討―
【書 評】
阿部拓児、西山喬貴、福元健之、南雲泰輔
田中きく代、中井義明、朝治啓三、高橋秀寿編著 『境界域からみる西洋世界』
【紹介】
長村祥知 山本隆志編著『那須与一伝承の誕生』
第95巻 第5号(2012年9月) 【論 説】 笹川尚紀 『日本書紀』編修論序説 林晃弘 慶長期における徳川家康の寺院政策―学問料を中心に― 【書 評】 井原今朝男 上島享著『日本中世社会の形成と王権』 井上浩一 根津由喜夫著『ビザンツ貴族と皇帝政権 ―コムネノス朝支配体制の成立過程』 德安浩明 原田洋一郎著『近世日本における鉱物資源開発の展開―その地域的背景―』 川瀬貴也 幡鎌一弘編『語られた教祖』 北村昌史 若尾祐司锰上茂子編『ドイツ文化史入門―一六世紀から現代まで』
第95巻 第4号(2012年7月) 【論 説】 堀井裕之 唐朝政権の形成と太宗の氏族政策――金劉若虚撰「裴氏相公家譜之碑」所引の唐裴滔撰『裴氏家譜』を手掛かりに―― 坪井剛 法然没後の専修念仏教団と「嘉禄の法難」事件 【研究ノート】 藤井讓治 信長の参内と政権構想 【書 評】 山下孝輔 Serena Connolly, Lives behind the Laws: The World of the Codex Hermogenianus. 高谷知佳 三枝暁子著『比叡山と室町幕府―寺社と武家の京都支配』 園屋心和 Claudia Nowak, Was ist des Els猀猀攀爀猀 Vaterland? : die Konstruktion regionaler und nationaler Identit琀攀渀 in einer Grenzregion zwischen Frankreich und Deutschland in der ersten H氀昀琀攀 des 19. Jahrhunderts (1813-1848). 【紹 介】 岩鼻通明 福江充著『江戸城大奥と立山信仰』 石津裕之 丸山俊明著『京都の町家と火消衆―その働き、鬼神のごとし』
第95巻 第3号(2012年5月) 【論 説】 能勢和宏 自由貿易圏交渉(一九五六~一九五九)の再考―フランスの対応を手がかりに― 岩崎奈緒子松平定信と「鎖国」 高橋亨 明代内閣職掌形成過程の研究―經筵制度の成立を分析の焦点として― 【史料紹介】 岡村秀典廣川守向井佑介 六世紀のソグド系響銅-和泉市久保惣記念美術館所蔵品の調査から 【書 評】 本庄総子 市大樹著『飛鳥藤原木簡の研究』 【紹 介】 松井直人 元木泰雄縰靧覅編著『日記で読む日本中世史』
第95巻 第2号(2012年3月) 【論 説】 南雲泰輔 宦官エウトロピオスの行政改革―ローマ帝国の東西分裂期における宦官権力の確立― 上柿智生 コンスタンティノープル陥落後の総主教―ゲナディオス2世のヘレニズム― 西山喬貴 帝国法制の外部展開―19世紀中葉イギリス対中通商システムの構築― 【書 評】 菱田哲郎 東村純子著『考古学からみた古代日本の紡織』 跡部 信 藤井讓治著『天皇と天下人』 東 幸代 杉江進著『近世琵琶湖水運の研究』 水羽信男 石川禎浩著『革命とナショナリズム』 【紹 介】 藤井 崇 ピーターサルウェイ編『ローマ帝国時代のブリテン島』
第95巻 第1号(2012年1月) 吉井秀夫 特集「都市」によせて 【論 説】 土口史記 戦国秦代の県―件廷と「官」の関係をめぐる一考察― 深澤芳樹 「藤原京の成立」遺構解釈の一例 図師宣忠 一三世紀都市トゥールーズにおける「異端」の抑圧と文書利用 ―王権都市瀰端審問の対立と交渉の諸相― 和田郁子 要塞、市壁、「石の商館」 ―インドコロマンデル海岸の港町:1606-1707年― 藤本仁文 近世上方幕府直轄都市と譜代藩 長井伸仁 都市における移住者と文化 ―19世紀パリにおける地方出身者の事例― 中野耕太郎衝撃都市からゾーン都市へ―20世紀シカゴの都市改革再考― 【研究動向】 向井佑介 曹魏洛陽の宮城をめぐる近年の議論 山本昭宏 「ヒロシマ」の研究動向と現状と展望 ―「記憶」と「語り」を中心に― 【書 評】 梶さやか Laimonas Briedis, Vilnius: City of Strangers 山元貴継 布野修司韓 三建朴 重信餰 聖民 著 『韓国近代都市景観の形成 日本人移住漁村と鉄道町』 2011年度史学研究会大会講演要旨 2011年度史学研究会大会総会の記録
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